テクニックよりマインドを身につけよう

本業も副業も成果を出し、趣味と家庭も両立。
「50代会社員のあきらめない人生」を応援するハイブリッドワーカー　
井上　裕基（いのうえ　ゆうき）です

もしあなたが、何かしたい、変わりたいと思って
ビジネス本やノウハウ本を読んで
テクニックを身につけようと思っても
それでだけでは、新しいことは身につきませんし、
自分を変えることができません。

表面上のテクニックを身につけるよりも
考え方を身につけなければ、行動に移せません。

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例えば、こんな経験をしました。
大学の軽音楽部に入り、初めてジャズビッグバンドの
曲に取り組んだ時のことです。

その団体は、12月の定期演奏会で３曲を演奏します。
その３曲を仕上げるために、９月頃から週３回2時間の
練習を繰り返します。

ジャズビッグバンドの入り口である
カウント・ベイシーの有名曲をひたすら
練習していました。

最初はダイナミクス（音量）やフレーズのノリを
しつこく指導されました。

あとから気づくと、それがカウント・ベイシーに
取り組む際のセオリーでした。

場当たり的に言われたことをやっていましたが、
「なぜ、そのように吹くのか？」がわからず
よく間違えて注意されていました。

色々考えた末に、カウント・ベイシーについて書かれた
本を読み、曲を聞きまくりました。

そのノリを取得するため、似た音楽ジャンルである
ブルースやソウルミュージックのCDを聞き、
その楽団の本質を掴み理解した上で
練習すると、カウント・ベイシーの本質が分かり、
コンサートマスターの指示も腹落ちし、
練習も楽しくなり、課題曲を表現して吹き切ることができました。

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ビジネスも同様です。
「時間効率化」、「営業術」など多くのビジネス本に
ノウハウが書かれています。

中には、１日でマスターする、短期間でマスターする
という本もあります。

ただ、テクニックだけ商談で使ってもうまく行きません。
そのテクニックを使うためのマインド（考え方）を
マスターした上で使う必要があります。

マインド（考え方）を身につけ、
テクニックを使う方法はカンタンです。

ポイントは３つあります

1.「なぜ、そのテクニックを使うのか？」を考える
・時間効率化、残業削減のテクニックを使うためには、
　「なぜ、仕事を早く終えたいのか？」を考える必要
　があります。
　時間効率化、残業削減が目的ではありません。
　あくまで、目標を達成するための手段です

・人によっては、「家族と家で食事するため」
　「習い事をしているため」など様々な目的があります。

２.行動する際に、目的を意識する
・営業成績を上げるために、取引先と飲食することがあります
　その目的は、飲食の場で仕事の話をするだけでなく、相手
　と仲良くなることです

3.行動するための基本的な考え方を身につける
・会社員であれば、取引先を大事にする
・仕事をする時には、
　「うそをつかない」、「言われたことは実行する」
　「相手を思いやる」
　などの基礎的なスキルが必要です

表面上のテクニックを真似する前に、その行動を
する目的やなぜそうするのか？と言ったマインド
（考え方）をまず意識してください。

そのことを意識した上で行動すると
自分の行動も腹落ちするし、いちいち
「行動しなきゃ」と記憶することも
必要では無くなります。

ビジネス本でノウハウを学ぶ時も
その部分を意識すれば、自然な行動に
繋がります。

ぜひ、お試しください

本日も最後までお読みいただきありがとうございました

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