「役に立つ」より「意味のある」生き方を目指そう!

「役に立つ」より「意味のある」生き方を目指そう!

本業も副業も成果を出し、趣味と家庭も両立。「50代会社員のあきらめない人生」を応援する
ハイブリッドワーカー 井上 裕基(いのうえ ゆうき)です 

昨日は会社で、「ニュータイプの時代」など様々な本を書かれている

著書「山口 周」さんの講演があり、web中継で拝聴しました。

特に会社向けにアレンジした内容ではなかったので、気づきをシェアしながら

これからの会社員に生き方、働き方について考察します。

*具体的なメーカー名など、一部明記せずに記載しています
*わかりやすいように、具体例を加筆している箇所もあります

講演のポイントは3つありました

①「昭和型ビジネスモデル」の限界
②「大量供給されているもの」から「希少なものに」
③「役に立つ」より「意味」が重要視される時代に

 

1.「昭和型ビジネスモデル」の限界

企業のエグゼクティブが、美術系大学院で学んだり、

コンサル会社(論理と数字を追いかける企業)がデザイン会社を買収

している。

会社の経営も、理性から感性にシフト

理性:データ、論理思考(コンサル会社)、判例、法律(法律家)

   市場調査(広告代理店)→今まで高い給与をもらえた仕事

         ↓

感性:アート:五感、直感、道徳、審美眼、倫理感


昭和型ビジネスモデルとは、マズローの欲求5段階説のうち
「安全欲求、生理的欲求」を解決するものであった。
例えば、戦後3種の神器として洗濯機、冷蔵庫、車などなどが登場
し、世の中に行き渡った。

これは、「安全に移動する」「家事の負担を軽減」など、安全や楽できる
ことがビジネスモデルであった

一方、人間の優秀さも、「問いに関していかに答えを早く出すか?」で

図られてきた

*注:学校教育でも正解を早く出す人が優秀であった

2.「大量供給されているもの」から「希少なものに」

安全欲求、生理的欲求が満たされ、モノが溢れる時代になり、

希少なものに価値がある時代に。

また、正解を早く出せる人が優秀であったが、(時代が成熟し)

問題や課題が無くなった

現代社会の特徴として

過剰なものとして:正解、ソリューション、モノ

希少なものとして:問題、アジェンダ(問いを立てる能力)、意味

モノを作り出した人が「富」の象徴であったが、

こんまりさんのように人類史上初めて「ものを無くす」という

価値観を提供する人が出てきた

3.「役に立つ」より「意味」が重要視される時代に

物作りでも

データよりストーリーが、説得より共感が、新しさより懐かしさ

を生み出すことに価値がある

例えば、顧客の意見を反映し、様々な機能を持ち

ある意味正解を出した日本型携帯電話機が形も機能も同質化し、

自分たちがいいものを作ろう(アーチストの視点)と

appleが世に出したiPhoneが日本で60%のシェアを出したこと

前段と高級を取っていると言われた職業(弁護士など)も

人工知能に取って変わられてくる時代に

「役に立つ」(便利、機能が多い、使いやすい)が評価されず

個人に取っての「意味」が重要視される時代に

例えば、便利な機能が沢山ついている車(メーカーは割愛します)は

安全な移動手段を提供するが、安く手に入る

一方、希少で、デザイン性の優れた車は数千万で取引されています。

移動手段と機能を追求している車より、デザインや希少性を持った車の

方が値段が高く、価値があるということです。

4.これからの会社員の生き方として

今回の講演を聞いて感じたのは、

世間一般で言われているように

「何でもできる」「いろんな部署」を経験した

「ジェネラリスト」よりも、

一つの業務に精通した「スペシャリスト」になった方が

希少性が高いということを改めて認識しました。

定年後も長く会社で働き貢献できる人は、

技術を持ちそれを活かして働き続ける方や、その技術を後輩に

伝えることができる人であると言われてきましたが

まさにその通りとなります。

では、今からどうやって希少性・専門性を高めて行くか

です。50代会社員が、これから一つの分野を極めますと言っても

時間に限りがあります。

今から、技術を磨いて、物作りの「匠」になることは

不可能です

そこでこれからの目指すものとして、

「自分の強みを掛け算する」

ことを提案します。

そうすることで、「自分がブランド化」し、意味のある存在に

なることができます

例えば
営業をやっている人が、経理も分かっていた場合
営業をやっている会社員(全国に70%)

経理をやっている会社員(全国に20%)

と仮定します

両方できる人は、70%×20%で14%になります。

それだけで上位14%になります。


会社の同僚の奥さんは、翻訳の仕事をされています。

しかも、「ドイツ語」(できる人のパイが少ないです)

で「工業技術本」(これも翻訳できる人が少ないです)の

翻訳をすることで、希少な存在となり、稼いでおられるそうです。

今就いている仕事、今働いている部署の

仕事以外に、自分の強みを棚卸しし、

今の仕事に掛け算できるスキルを見つけることです。
(より希少なスキルだと尚良いと)

そうすることで、「意味のある」存在となります。

自分の存在がブランド化することで、

頂ける収入も増えることになります


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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