教育とは、教えて育てること
「50代会社員のあきらめない人生」を応援する
ハイブリッドワーカー
井上 裕基(いのうえ ゆうき)です
家の近くを散歩したところ、
桜が満開になるくらい咲いていました。
もうすぐ4月、職場に新しい人が入ってきたり、
昇進して部下ができたり
会社でも色々な動きのある季節になりました。
もしあなたが、後輩や部下に
仕事の手順を説明し、
仕事を任せても
出てきた成果物が、意図しない物
であったり
会議の準備を頼んだのに
会議室の予約を忘れていて
会議ができなかった
取引先に送る書類に、誤りや
不足があったりと
後輩や部下に頼んだ仕事が
自分の意図しない状況に
なっている
なんてことはありませんか?
それが、
後輩や部下に説明した仕事が
全て自分の思い通りの結果になる
不明点について質問があり
後輩や部下の仕事ぶりに
安心し、自分の成果にもつながる
そんな状態になりたくないですか?
大事なことは
「相手の経験や理解度を見て、
その人に合った内容を教えること」
です。
そのためにできることは3つあります
1.相手の経験に合わせて、教える内容や
レベルを変える
・理解できない場合は、基礎的なところから教える
2.相手が理解しているかどうか
確認しながら教えていく
3.仕事の途中で声を掛け、分からないことがあれば
質問してもらう
「教育とは、教えて育てること」です
「育てる」ということは、相手によって教える内容を
変え、相手が今のレベルから一定レベルまで成長する
手助けをすることです。
学校で教える場合は、数十人の生徒がいて、
生徒の理解度やもバラバラなので、
ある一定の難易度で教えています
しかし、仕事では、数人に教えるので
それぞれの理解度、知識、経験に応じて
教えていく必要があります。
「名選手は、名監督ならず」
という言葉があります。
その意味の一つには、
「できる人」は、「発展途上の人」の経験や悩みが
分からず、「自分ができた」経験で教えてしまう
その結果、そのレベルに達しない人にとっては
難易度の高い教えになってしまい、
「発展途上の人」を育てることができない
と理解しています。
小学生、中学生の家庭教師をしていたことがあります。
例えば、
小学生で、算数が苦手な生徒がいたとしましょう。
算数が苦手なので、今やっている教材、問題に
ついて、必死に説明します。
でもその生徒は、算数の基礎となる
「九九」から説明する必要があるかもしれない
「2ケタ」の掛け算から説明する必要があるかもしれない
どの段階から分からないのか、理解し、
分からない段階から教えるのが、
本当の教育(「教えて育てる」)ことです。
自分のレベルではなく、相手の理解度やレベルを
勘案し、「教えて育てる」のが本当の教育かと。
講師業をする中でも、相手の悩みがどんな内容か
自分の経験から答えるのではなく
相手がどの段階で悩んでいるのか?
それを理解して説明し、相手の「できた」を
引き出すのが、本当の教育かと思い
日々活動しています。
仕事でも同じですし、そうやって部下や後輩との
信頼関係を築いていくものだと思います。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました、。
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