なぜ 仕事と趣味を両立できるか
時間を効率よく使い、人生を豊かにする「ハイブリッドワーカー」
井上 裕基(イノウエ ユウキ)です。
皆さんは、仕事以外に何か没頭できる趣味をお持ちでしょうか?
それとも仕事に追われて平日は毎日残業、休みの日は疲れを癒したり
家族と過ごしたりしていらっしゃるのでしょうか?
趣味を続けることには、家族の理解が必要ですので、なかなかチャレンジング
な環境にいらっしゃるかたもいるかも知れません。
実際私も、会社に入ったら仕事づけで趣味の音楽ができるかどうかは分かりませんでした
しかし、30年近く仕事と趣味を両立させた生活を送っています。
1.入社後、趣味を続ける原動力とは
私の場合、入社した最初の秋に職場近くの楽団を雑誌で探し、入団しました。 その頃は、今でいうところのチャレンジングでサバイバルな環境で仕事を していました。 新入社員でもあり、仕事で目に見える形で充足感を得ることよりも、 目の前の仕事を覚えるのに必死でした。 最初は、自分は「こんな凄いことができる」と誰かにアピールし、自分を認めてもらう 欲しかったのかも知れません。異業種交流会などでも、趣味「ジャズトランペット」を 言いまくってました。まさに、「自分」アピールのツールとして使っていました2.趣味を続ける原動力に変化が
ということなので、転勤した先々でも楽団に入り音楽活動をしていました。 ある地方に転勤になり、地元の楽団に入れてもらいました。 そこでは大体年間20〜30ステージの本番がありました。 今までは、楽団が人前で演奏する時には、ジャズが好きな方、音楽好きな方向けの 演奏がほとんどでした。 地方に行くと、地域のお祭りや病院の入院患者慰問、ロータリークラブの会合、結婚式、 社交ダンスの伴奏などなど様々なイベントで演奏しました。 そうなると、ジャズの曲だけでなく昭和歌謡、ダンス音楽など幅広い音楽を 演奏することになります。 (余談ですが、いまだに「川の流れのように」の間奏で流れるラッパソロには自身があります) 聴きに来ている人も、ジャズをよく知らない人も多くなります。 でも、ジャズを知らない人も音楽を聞いて喜んでくれます。 病院の方など、点滴を着けながらの方、杖をついている方など普段娯楽がないので 一生懸命聞いてくれます。 今までは、「自分」をアピールしたいと演奏していたのが、「人に喜んでもらう」 ための演奏に変わって来ました。3.そして、今も演奏を続けている原動力とは
そういった経験を踏まえ、今も演奏を続けている原動力は3つあります ①自分が演奏することで、より多くの人に喜んでもらう ②自分が今まで学んで来た音楽や楽器のノウハウをバンドメンバーに少しでも伝えること ③仕事だけでなく趣味も一流なかっこいいオヤジ像を子どもに見せること 特に②は、仕事上でも部下育成に役立つスキルだと思います。4.仕事と趣味を両立した方にメッセージ
①趣味に没頭するということは、普段の仕事にも人一倍取り組むことができます。 仕事がいい加減だと、「仕事サボって楽団の練習に行っている」と陰口を叩く 同僚、後輩もいます。 ②趣味の内容にもよりますが、仕事以外の知己が得られます。利害関係なく 交流できる仲間は最高の友人です ③人に喜んでもらえるなど他人に貢献することができます。しかも無条件で。 仕事でも相手に喜んでもらう体験もありますが、ビジネスがベースにありますので 無条件に喜んでいることは少ないかもしれません。 このblogを読んだ方が、「自分は趣味も追求していいんだ」とか「仕事以外の世界に飛び込もう」 と思っていただけると幸いです。Thanks for installing the Bottom of every post plugin by Corey Salzano. Contact me if you need custom WordPress plugins or website design.
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