大きな成果を上げるには、改善ではなく改革が必要 |50代会社員の人生をクリエイト
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「50代会社員のあきらめない人生」を応援する ハイブリッドワーカー
井上 裕基(いのうえ ゆうき)です
昨年夏に、取引先を訪問した際に珍しい経験をさせて
頂きました。
某市場の冷蔵庫に入る体験でした。
冷蔵庫に入るとまず、マイナス30℃の前室があります。
そこを経て今度は、商品が冷蔵されているマイナス60℃の
倉庫に入りました。
マイナス30℃の世界は、厚着してカイロを持って入るなど
今ある物を使い工夫すればなんとか凌げる世界でした。
しかし、マイナス60℃の世界は、数十秒しか耐えられない
過酷な世界でした。
理由としては、空気が冷気に変わっており、冷気が肺に入って
冷たい、息苦しいなど、寒さよりも呼吸に影響するからです。
この世界をしのぐためには、単なる防寒では防ぎようが無い
と実感しました。
つまりは、マイナス30℃の世界は工夫・改善で過ごすことが
可能ですが、マイナス60℃の世界は、改革レベルの対応が
必要だと言うことです。
ある本にもありましたが、
「残業を20%減らす」「電化製品のサイズを10%小さくする」
と言うのは、工夫レベルで対応可能ですが、
「残業を50%減らす」「電化製品のサイズを50%にする」のは
抜本的な改革が必要です。
しかし、改善ではなく、改革で大きな成果を
上げることはカンタンです。
ポイントは3つあります
1.改善ではなくゼロベースで考える
・電化製品をスリム化する話であれば、パーツを小さくする
だけではなく、回路設計を見直すなど、設計自体を見直す
2.システムや機械を使う
・残業を減らす話であれば、システムを導入し、
作業効率を上げる。
・取引先に訪問して商談することをZOOMの面談に変える
3.決裁権を持つ人とコンタクトし、その場で決める
・新規取引条件を詰めるのであれば、担当者とやりとりを
するよりも、決裁権を持つ人とコンタクトし、その場で決める
→先日の商談もこの方法で、相手が普段は譲歩してくれない
取引条件をこちらの要望を汲んで譲歩して頂きました
大きな成果を上げるためには、改善ではなく改革が必要です
工夫ではなく改革です。
一見成果を上げるのが難しいと思われる場合は、改善では
なく改革をするつもりで取り組んでみてはいかがでしょうか?
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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