「怒る」と「叱る」には、大きな違いがある

「怒る」と「叱る」には、大きな違いがある

本業も副業も成果を出し、趣味と家庭も両立。
「50代会社員のあきらめない人生」を応援する
ハイブリッドワーカー
井上 裕基(いのうえ ゆうき)です

過去仕事をする中で、色々な上司、先輩に
出会ってきました。
出会った人たちに指導され、揉まれること
で自分のスキルも磨かれてきたと実感
しています。

ちょうど、お米を精米すると周りについて
いた様々なものが取れ、丸くなるように。


もしあなたが、
部下や同僚が仕事でミスや失敗を犯した際に
次から二度と同じことをしないように
厳しく指導する

例えば
「なんでこんなことやってんねん」
「すぐ菓子折り持って謝ってこい!」

でも、本人たちはこちらの想いを汲んでくれず
また同じ失敗を重ねる。
また厳しく指導しても同じことが起こり、
本人に能力が無いから
「あいつはだめな奴だ」と相手のキャラのせいに
して片付けていませんか?

それが、部下や同僚が失敗やミスを
犯した時に、指導するだけで
次からは同じ失敗をせず、
指導されたことを忘れず、
更に成長しチームに貢献してくれるように

「前回、見積もりの金額を間違えたので、
 提出前にチェックお願いします」

「一人で商談に行ったところ、相手の偉い人
 が出てきて、緊張してしまった。
 次回は同行お願いします!」

と再発防止に向けた対応を自主的に
取ってくれるようになりました。

そんな成果の出る指導に変えたく無いですか?

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大事なことは、
「自分の感情を出し指導するのではなく、相手の行動を指導する」
ことです
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「怒る」=「腹を立てる」(自分の感情)
「叱る」=「目下の者の言動に対し、欠点を強く咎め叱ること」

 子供を「怒る」のではなく「叱る」のは

「怒る」は自分の感情を抑えられずおもてに出すこと
「叱る」は子供のことを思い指導すること
 から来ています

 「怒る」というのは、こういうイメージです



部下や同僚に指導する際に、「怒る」のではなく
「叱る」ために、すぐできるポイントは3つあります

1.自分の感情をおもてに出していないか、発言する前に考える

2.相手の行動にフォーカスして指導する

3.相手の気持ちになって発言する

2.について詳しく書きます
部下Aさんが、見積書の金額を書き間違え、
取引先に送ってしまいました。

その際の指導の仕方として
◯「金額を間違えないよう、次からどうするのか?」
  →「取引先に提出する前に、上司にも確認し、二重にチェックする」
×「いつも大雑把な仕事しているから、そんなことになるんだ」

行動にフォーカスし、改善策を決め実行することで
次回から同じ間違いをしなくなる確率は上がります。
その積み重ねで、ミスする要因を一つずつ減らして行けば
良いのです。

それが、相手に頭を下げると自分のプライドが
許さないのか、感情的に怒りまくる人もいます。
これは、感情をぶつけるだけで、再発防止にも
なりませんし、部下や同僚も「上司が怒っているだけ」と
思ってしまいます。

先に出しましたが、子供への接し方も同様です。
感情に任せて「怒ってしまう」と
なせ怒っているのかわからず
親に対し、遠慮するようになります。

なぜ叱られているのか?叱るべき行動を明確に
することで、再発防止にも繋がります。

本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。




会社員人生約30年。
50代からのあきらめない人生を送る
私自身の経験と知恵から来た
「ジブンの人生を切り開くヒント」
をメルマガにて定期的にお伝えしています。

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