水をやりすぎると植物は枯れる

水をやりすぎると植物は枯れる

本業も副業も成果を出し、趣味と家庭も両立。
普通のサラリーマンが、70才定年になっても安心して働き続けられる
武器を手にするための「50代からのプロフェッショナル人材大学」
を主宰している

井上 裕基(いのうえ ゆうき)です。

先日、NHK BSで「頭上の敵機」という
1940年代のハリウッド映画が放送されてました。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E4%B8%8A%E3%81%AE%E6%95%B5%E6%A9%9F

ただの勧善懲悪的な戦争映画と思いきや、
戦争での活躍よりも、
部下を思いやるあまり、厳しく接することのなく
成果の出ない指揮官の部隊を受け継いだ
指揮官が部隊をどうマネージメントするか?
いかに部隊の士気を高め、戦う集団にするか?
が描かれており、組織マネジメントの勉強になる映画でした。

もし、あなたが

部下をマネージメントして
チームの成果を上げようと

「〇〇さん、この間の資料
 図表を使うとわかりやすいよ」
「取引先の〇〇さんは、メールよりも
 電話の方が繋がるからまず電話してみて」
「資料には、この内容を盛り込んで」

と、事細かく指示をしてしまう。

部下のためを思って、細かい指示を
してしまう。

部下としては、早く仕事を終えるために
「〇〇さん、この構成で良いですか?

と、また事細かく聞き資料を完成させる

期日までに成果物は上がってくるが
上司が考えた資料になってしまい

仕事を取りまとめる上司と、上司の言う通りに
動く集団となり、部下が自分で考え行動する
チームになっていない

そして、チームに緊張感が無いため
「うまく行かなくても、まあいいか」で
終わってしまい成果が出ない

それが、
「この資料作って置いて」
と、言ったら部下が自分で考え
資料を作ってくるように。

その資料は、上司がほとんど手を入れなくても
良いほどの完成度になっている

もちろんチームとしての成果も
部下が自発的に考え行動することで
毎月営業成績を更新中。

これってよくないですか?

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大事なことは
「細かく構いすぎると、部下は成長しない」
ことです
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なぜでしょうか?

細かいところまで懇切丁寧に
アドバイスした場合、上司の言う通りに
仕事を進めてしまい自分で考えることが
できなくなるからです。

小学校の自由研究で、あさがおやひまわりを
育てたことはありませんか?

早く芽がでるように、一日1回で良い水やりを
1日数回やってしまったために、根が腐って
芽が出なかったり、芽が出ても腐ってしまった
ことはありませんでしたか?

それと同じように
上司からの細かい指示(水やり)が多すぎると
仕事を自分で考え完成させる(自力で芽を出し成長する)
ことができなくなります。

また、仕事に緊張感がなく
「わからなければ上司に聞けば良い」と
思ってしまうことにもなりかねません。

部下に優しいのは、いい上司の資質ではなりますが

本当のいい上司とは、部下が成長するために
行動することです。

ぜひ、水をやりすぎず、枯れないように
部下を育ててください。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。





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普通のサラリーマンが、
70才定年になっても安心して働き続けられる
武器を手にするために

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月1回程度開催しています。

詳しくは以下ページをご覧ください

https://inoue-yuki.com/?page_id=428

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