チームで成果を出すための、たった一つのコト
本業も副業も成果を出し、趣味と家庭も両立。
普通のサラリーマンが、70才定年になっても安心して働き続けられる
武器を手にするための「50代からのプロフェッショナル人材大学」
を主宰している
井上 裕基(いのうえ ゆうき)です。
もし、あなたが上司として
チームのマネージメントを任され
成果をあげるために、
メンバーで業務を分担することに。
「資料作成は、Aさんお願い。明日10時までに
仕上げていただけますか?」
「えっ!明日ですか?予定があるんですが...」
「申し訳ないが、予定は延期してもらえないでしょうか?」
「データ集めはBさんお願い。明日12時までに
仕上げていただけますか?」
「えっ!夕方商談で外出するのですが、どうしたら
いいですか?」
「商談終わってから、戻って作成をお願いします」
と、プレゼンで必要な資料を作るため
部下のスケジュールを変更させてまで
期日までに完成させる。
プレゼン資料は完成し、プレゼンも成功。
「うまく言ってよかったな」
と、チーム全員で喜ぼうとするも
メンバーは、疲れ切ったのか
喜びも今ひとつ。
「成果は上がったのに、
なんで嬉しくないのだろう」
と、疑問に思うも、
仕事の分担や指示は今まで通りに続き
部下からは、
「仕事とはいえ、自分たちの都合も関係なく
あれやって、これやってと指示するばかり。
反論しても、聞いてくれないので、従うけれど
〇〇さんにはついていけない。」
と不満やモヤモヤした気持ちがたまるばかり。
成果は上がるも、上司と一緒になって喜べない
仕事だから従うけれど、人間としてついて行けない
それが、上司の指示が出ると
「喜んで」と部下が仕事に取り組み
資料を作る中で、出たアイデアを
上司に説明すると
「これいいね!資料に入れよう」と
若手社員の意見が採用に。
急ぎの仕事で予定があっても
「明日朝早くきて仕上げてもらえれば大丈夫」
「もし間に合わないなら、〇〇さんと一緒にやれば」
とチームでメンバーを助け合う組織に。
同じプレゼン資料を作成するにも、
全員参加でやり遂げ、成果が出た時は
みんなで喜び、称え合う
そんなチームになったらよくないですか?
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大事なことは
「部下を一人の人間として尊重すること」
ことです
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なぜでしょうか?
部下も一人の人間です。考えや意見を持っています。
上司になった人は、たまたまチームの取りまとめ役に
なっているだけで、偉いのではありません。
上司も部下もアイデアを出し、仕事を進める上では
フラットな関係が必要です。
先輩が言ったから、反論できない。
上司が言ったから、必ず正しいということはありません。
では、上司が部下を尊重するために
すぐできることは3つあります。
(飲みにケーションは除く)
1.部下が働きやすい環境を作ること
2.部下が成果を出すように導くこと
3.部下の意見を頭ごなしに否定しない。
まずは言いたいことを聞いてみる
1.について詳しく書きます
部下が働きやすい環境とは何でしょうか?
それは、仕事がしやすいように
「お願いする仕事のレベルを考慮する」
「仕事を進める中でわからないことがあれば、
先輩に質問できるよう先輩に根回しする」
「仕事の資料で必要なものが手に入るよう
関連部署に連絡しておく」
など、配慮することです。
「これやっておいて」と丸投げする人もいますが
部下が困った時にどうするのでしょうか?
相談すべき人がいない時にどうなるのでしょうか?
約束の時間に仕上がった資料が
抜けもれだらけになった場合、上司が責任を取り
他のスタッフにやり直しをさせるなど
チームのマンパワーを無駄に使うことになります。
上司として、チームで成果をあげるためには
部下を一人の人間として尊重することです。
結果、部下が自発的に行動するようになり
チームとしての力が上がり、
成果を上げることに繋がります。
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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